未開の地。

近年、この業界も懐事情が芳しくなく、飲み会なんてのも

実は意外と少ないんです。

フリーっていうのもあるかもしれませけどね。

その代わり、いろんな人とちょいちょいご飯行ったりする事は

あるわけで。


先日は3週に一度くらいのペースでやってる収録後にスタッフで

飲みに。

と言っても私は飲めない。

車だらか、とかじゃなく、極端にゲコ。

酔うと機嫌が悪くなる。

でもお酒の種類によって、飲めなくもない、ということに最近気づいた。

だから完全なるゲコではない。

多分、挑戦していないだけ。禁断の扉を開けていないだけ。


なのに私を誘ってくれる人は結構いる。

私はそのことに対してなんとも思ってなかったのね。

でもこの間悟ったね。

「あ〜、この人たちは、飲めない私でも、受け入れてくれてるんだ」と。

深い話もゲスい話もなんでもありの人たち。

私の大好きな人たち。

なんか気づいたら申し訳なく思えちゃって。


来年はお酒飲んでみようかな。

多分、この人たちなら私がどんなにつぶれても、不機嫌になっても、

面倒見てくれると思う。

いや、絶対見てくれる。

人との関わりって気持ちいいよね。

私の周りは本当に優しい人ばっかり。

たまにはちょっとだけ、その気持ちに応えてみようかな。

知ってる人が聞いたらびっくりする発言だと思う。


でもそれくらい、印象的な夜だったんだ。


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